入善町木の根にある祖父のお墓。
生前に祖父直筆から転写して、
墓石は掘られています。
さわやかな秋晴れの日曜日ですが、皆様いかがお過ごしですか? お墓参り日和ともいいますので、朝のうちにお墓参りもいいですね。 最近、お墓は誰のものなのか。 そんなことに思いをはせるようになりました。 祖父や祖母のお墓があって負担に思うことはなく、 ここに行けばなんとなく「先祖を思い出せる場所」 としてたまに立ち寄っていたりします。 たくさんの幸運が重なって命のバトンを、 今、受け継いでおりますが、 先祖の誰か一人でも欠ければ自分はいないわけです。 私は祖父や祖母時代からのお墓しか記憶にないのですが、 曾祖父たちのお墓もどこかにあるわけで、 こういう承継が分家にはされていない現実から、 何代も続くお墓を承継していくのは責任が重い。 のも肌感覚としてはわかるつもりでおります。 新潟は自宅の敷地内にお墓があるケースも多数で、 なんらかの事情で家を売却しなければならない場合には、 お墓や仏壇の撤去を所有者様にお願いしております。 相続問題ってとかくお金の問題がクローズアップ。 されますが、祭祀継承問題にも向き合わないと、 子孫の誰からも思い出してもらえなくなる未来が、 やってきてしまいます。 相続ってなにもお金だけじゃない。 何をして子孫のために何を遺すのか。 自分自身の在り方を問われてる気がしております。 今日一日もハッピーに♪ 高田デザインスタジオ てるみん