
笑顔相続するためには、事前準備が大切です。
昨夜、遺言執行者についてのセミナーを受講してきたのですが、 弊社は一度だけ公正証書遺言で不動産を売却し、その売った代金をお子様たちで分ける。 という内容を、遺言執行者と買主さんの間に立って売買仲介したことがあります。 当時その時の感想は、公正証書遺言で遺言執行者との売買契約が驚くほど楽。 と思ったことを思い出しますが、 実はその前段の話として、公正証書遺言の記載に一工夫がなくて、 後妻で入った先の4人のお子様だけの問題ではなく、 兄弟相続+代襲相続みたいな大変な騒ぎになってしまいました。 弊社は開業以来、親御さんから土地や建物を相続したけれど、 遠方に住んでいて、他に家があるから売って欲しい。 そんなご依頼を多数お引き受けしております。 昨年、笑顔相続サロンⓇ上越妙高を開所してからは、 死後事務サポートも積極的にお引き受けしておりますので、 亡くなられた後の土地や建物を相続登記のお手伝いもできますし、 売ってお金にしたいもよし、 そこを建て替えして住みたい。 どちらもサポートしております。 たまたま、ご兄弟仲が良くて何の問題もなかったので良かったのですが、 もし、兄弟仲が悪くて遺産分割協議が整わなかったら、 その不動産は売ることも貸すこともできません。 →亡くなった人の名前では契約できませんからね。 ご家族仲が良くて、きちんと不動産を守るなり処分してくれる、 お子様がいらっしゃるのであれば問題がないのですが、 しばらく会えてない家族がいる。 結婚や離婚を繰り返して、腹違いの子供がいる。 生涯独身のおひとり様。 お子様のいらっしゃらないご夫婦。 こんな方は、遺言をかかれることを強くお勧めします。 遺言って縁起でもないと思われがちですが、 自分の財産をどう守って欲しいのか処分していいのか、 遺された人に伝える手段の一つだと思います。 お金持ちだからやるのではなく、 むしろ、お金がないからかかなきゃいけない。 自分自身も遺言を書くことに二の足を踏んでおりますが、 それは、自分の財産をどう遺したいのか腹をくくれないから。 きっと、この作業って一人でやろうとするからできないのであって、 誰かと一緒に作り上げることで、自分の気持ちに気づくのかもしれません。 私も、中途半端になっていた「エンディングノート」を書き上げて。 人生の棚卸を頑張ってやってみようと思います。 あの世には決して何も持っていけないし、 プラスの財産もマイナスの財産もゼロで誰も死ねません。 一緒にエンディングノートを書く仲間も大募集してますので、 エンディングノート作成サポートをご希望の方は、 下記のフォームからお申込みください。 今日一日もハッピーに♪ 高田デザインスタジオ てるみん
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